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2018年12月23日

議会定例会報告

 平成30年12月(第4回)岩倉市議会定例会報告

 12月3日から20日までの会期日程で開催され、諮問2件、報告1件、議案29件、委員会提出議案5件、議員提出議案1件を審議し、すべて可決・承認されました。なお、請願は3件提出され、うち1件は一部採択、2件は採択となりました。陳情は5件の提出があり、うち1件は請願並みの扱いで採択、4件は「聞き置く」となりました。

主な議案等の概要は次のとおり
〇諮問第3号及び4号 人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて
 人権擁護委員として、井上裕介氏(市内在住)及び鵜飼洋子氏(市内在住)が再任されました。任期は平成31年4月1日~34年3月31日。
〇専決処分の報告について
 公用車の事故による損害賠償の額の決定及び和解の報告です。

〇岩倉市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について
 介護保険法の一部改正に伴い、指定居宅介護支援事業者の指定権限が県から市へ移譲されたため、条例を定めるものです。

〇岩倉市公共下水道事業の設置等に関する条例の制定について
 総務大臣から、公共下水道事業を公営企業会計に移行するよう要請があり、平成31年4月1日から公営企業会計に移行するための条例制定です。
 主な内容は、地方公営企業法の財務規定の適用、経営の基本、会計事務の処理、議会の同意や議決、業務状況説明書類の作成などを定めるものです。

〇岩倉市指定地域密着型介護老人施設の入所定員及び指定地域密着型サービス事業者等の指定に係る申請者の資格を定める条例の一部改正について
 県の指定権限が市に移譲されたことに伴い、指定居宅介護支援事業者の指定に係る申請者の資格に関する基準を条例に規定する改正です。

〇岩倉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
 共生型地域密着型サービスに関する基準を定めるための改正です。
 高齢者と障害児・者が同一の事業所でサービスを受けやすくするため、新たに「共生型サービス」が位置付けられました。

〇岩倉市ふれあいセンターの指定管理者の指定について
 引き続き「社会福祉法人岩倉市社会福祉協議会」が指定管理者に指定されました。指定の期間は、平成31年4月1日から36年3月31日までの5年間。

〇岩倉市地域交流センターみどりの家の指定管理者の指定について
 指定管理者として、新たに「コニックス株式会社」が指定されました。指定の期間は、平成31年4月1日から36年3月31日までの5年間。

〇岩倉市学習等共同利用施設大上市場会館の指定管理者の指定について
 引き続き「大上市場区(5行政区で構成)」が指定されました。指定の期間は、平成31年4月1日から34年3月31日までの3年間。

〇岩倉市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律の公布に伴い、この内容に準じて市議会議員の期末手当の支給割合を0.05月分引き上げるものです。

〇岩倉市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について
 上記と同じように、特別職の期末手当の支給割合を0.05月分引き上げるものです。

〇岩倉市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部改正について
 今年9月に不適正な事務処理で固定資産税と都市計画税の課税を誤ったこと、11月に「障害者控除対象者認定書」の送付先を誤ったことを受けて、市長と副市長の来年1月と2月の給料を月額10%減額するものです。

〇岩倉市職員の給与に関する条例の一部改正について
 国の法律の改正を受けて、人事院勧告に準じ職員の給与を改正するもの。その内容は、市職員の給料表、期末手当及び勤勉手当の支給割合を改正するもので、給料表の水準を引き上げること(若年層で月額1000円、その他月額400円の引き上げ)、勤勉手当の支給割合を0.05月分の引き上げ等です。

〇岩倉市職員の給与の特例に関する条例の一部改正について
 ラスパイレス指数が県内でも高い数値であることから、職員の給与の減額措置が平成31年3月31日まで行われることになっているが、その期間を30年12月31日までとし、今後の昇給の標準を、部課長の職員は昇級幅を「3号級」から「1号級」へ、主幹級の職員は「4号級」から「3号級」へと昇給額を抑制するものです。

〇岩倉市青少年宿泊研修施設希望の家の指定管理者の指定について
 指定管理者として、新たに「コニックス株式会社」が指定されました。指定の期間は、平成31年4月1日から36年3月31日までの5年間。この議案については、希望の家の休業日が現行の水曜日から、水曜日、木曜日の二日になること、利用のない夜間は職員を配置しないことが、新たに指定される事業者の条件となりました。休業日は、現行は「岩倉市青少年宿泊研修施設の管理及び運営に関する規則」で規定されていますが、地方自治法では、第244条の2第4項において、条例で定めるものとなっております。また、平成15年7月17日付けの総務省自治行政局長名の通知でも、条例で規定すべき事項として、基本的な条件(休館日、開館時間、使用制限の要件等)を示しております。この点が厚生・文教常任員会の審査では問題となり、執行機関から「早い段階で条例改正を検討する。」との答弁があり、採決では賛成多数で、委員会及び本会議で可決されたものです。

*この他、道路線の廃止及び認定などの議案がありました。

【平成30年度補正予算の概要】
小中学校、エアコン設置へ
〇一般会計補正予算 7億6664万7千円 主な内容は次のとおり
パート職員賃金 368万3千円
 職員の病休、育休等の取得により事務補助パート職員を増員したこと、本年10月から賃金単価が改定されたことによる賃金の増額です。
ふるさとづくり基金積立金 2300万円
 ふるさといわくら応援寄附金への寄附者や寄附額が見込みより多く増額となるため、積立金を増額するものです。
ふるさといわくら応援寄附金事業 1111万4千円
 ふるさといわくら応援寄附金の増額に合わせ、寄附金等謝礼、郵送料等を増額するものです。
協働推進費 43万2千円
 鈴井町公民館の屋根防水及び給湯室横の通路床等の修繕が必要なための補助金の増額です。
諸費 過誤納金還付金 1110万円
 過年度の国・県負担金等の確定に伴い、返還金を増額するものです。
徴収費 市税過誤納金還付金 1000万円
 固定資産税等の課税誤り、過年度の法人市民税等による返還に伴い、返還金を増額するものです。
選挙執行費 愛知県議会議員一般選挙費 17万8千円
 選挙長等報酬費 8万2千円
 パート職員賃金 6万6千円
 個人演説会施設使用料 3万円
  愛知県議会議員一般選挙の期日前投票が3月30日(土)から開始される見込みであることから、平成30年度予算で必要となる経費を計上するものです。
社会福祉総務費 介護保険特別会計繰出金 246万円
 一般会計から介護保険特別会計への繰出金の増額です。
心身障害者福祉費 障害者自立支援給付費 8233万6千円
 介護給付、訓練等給付、障害児通所支援等の利用者が増加したため、給付費を増額するものです。
後期高齢者医療費 後期高齢者医療特別会計繰出金 47万8千円
 一般会計から後期高齢者医療特別会計への繰出金の増額です。
母子生活支援施設助産施設措置費 160万円
 母子生活支援施設への入所者数が増加したため、施設措置費を増額するものです。
未熟児養育医療給付費 110万5千円
 未熟児医療に係る1件当たりの給付費及び給付件数が増加したため、医療給付費を増額するものです。
桜管理等事業 桜維持管理委託料 154万7千円
 台風24号の襲来により五条川の桜の倒木(4本)、太い枝折れ(4本)があったため、運搬・処分等を緊急に実施したため、今後の剪定等に対応するための委託料の増額です。
道路維持費 私道舗装等整備事業補助金 84万2千円
 要綱に基づき申請にあった私道舗装等の整備に対して補助金を計上するものです。
桜通線街路改良事業 △2069万3千円
 測量設計等委託料 2976万6千円
 土地取得費 △2638万1千円
 物件移転補償費 △2407万8千円
 用地交渉の結果、対象土地等に変更が生じたため、土地取得費及び物件移転補償費を減額し、内示を受けた国庫支出金を有効活用するため、31年度実施予定であった道路整備に係る設計業務を計上するものです。
定住促進事業 三世代同居・近居支援事業補助金 90万円
 対象件数が見込みより増加したため、補助金を増額するものです。
小学校施設管理費 修繕料 153万円
 岩倉北小学校のブロック塀改修、曽野小学校の屋外トイレ天井等修繕を緊急に実施したため、今後の緊急修繕に対応するために増額するものです。
小学校施設管理費 小学校空調設備設置 3億7573万8千円
 小学校空調設備設置工事管理委託料 665万8千円
 小学校空調設備設置工事 3億6908万円
 国の平成30年度補正予算による臨時特例交付金を活用し、小学校普通教室(90室)、特別教室(27室)に係る空調設備設置工事費等を計上するもの。
中学校施設管理費 中学校空調設備設置 2憶2350万9千円
中学校空調設備設置工事管理委託料 458万2千円
中学校空調設備設置工事 2億1892万7千円
 中学校普通教室(40室)、特別教室(29室)、その他(1室)に係る空調設備設置工事費等を計上するもの。
教育振興費(小学校) 要保護及び準要保護児童就学援助費 211万2千円
 対象児童が増加したことにより、今後の学校給食費。学用品費等の支払いに対応するため、増額するものです。
教育振興費(中学校) 要保護及び準要保護児童就学援助費 115万円
 対象生徒が増加したことにより、今後の学校給食費。学用品費等の支払いに対応するため、増額するものです。
 他に人件費の補正があります。これは、人事異動に伴う経費と本年度の人事院勧告に準じて職員等の人件費を調整するものです。
〇国民健康保険特別会計補正予算 475万6千円
一般被保険者療養費に係る1件当たりの医療費が増加したため、増額するものです。他に人件費補正(人事異動及び人勧分の経費)があります。
〇土地取得特別会計補正予算 △2400万9千円
都市計画道路江南岩倉線用地について、取得できる見込みがなくなったため減額するものです。     
〇公共下水道事業特別会計補正予算 155万円
人件費の補正(人事異動及び人勧分の経費)
〇介護保険特別会計補正予算 2785万8千円
介護予防サービス等給付費 1968万円
人件費の補正(人事異動及び人勧分の経費)817万8千円
〇後期高齢者医療特別会計補正予算 47万8千円
軽減対象者数の増加により、広域連合負担金を増額するものです。
〇上水道事業会計補正予算 194万4千円
人件費の補正(人事異動及び人勧分の経費)

【その他の議案等の概要】
〇請願第11号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願書」・・・国及び県へ意見書を提出する請願項目について、一部採択となりました。
〇請願第12号「岩倉市市民参加条例施行規則第6条(傍聴手続)見直しの請願」・・・採択
〇請願第13号「岩倉市歯と口の健康づくり推進条例に関する請願」・・・採択
〇陳情第13号「陳情書」(岩倉市商工会)・・・採択
〇委員会提出議案第8号「国民健康保険の国庫負担を抜本的に引き上げ、十分な保険者支援を行うことを求める意見書」・・・請願の採択を受けて、内閣総理大臣や衆参院議長、関係大臣あてに意見書を提出します。
〇委員会提出議案第9号「障がい児・者の生きる基礎となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書」・・・陳情の採択を受けて、内閣総理大臣や衆参院議長、関係大臣あてに意見書を提出します。
〇委員会提出議案第10号「福祉制度を守り、拡充を求める意見書」・・・請願の採択を受けて、愛知県知事あてに意見書を提出します。
〇委員会提出議案第11号「市町村又は愛知県の国民健康保険に事業費補助を求める意見書」・・・請願の採択を受けて、愛知県知事あてに意見書を提出します。
〇委員会提出議案第12号「種子の安定供給・品質確保についての意見書」・・・総務・産業建設常任委員会独自の意見書です。全員賛成で可決されました。内閣総理大臣や衆参院議長、関係大臣あてに意見書を提出します。
〇議員提出議案第4号「安心して住む続けられる公団住宅にするための意見書」
 ・・・全員賛成で可決されました。内閣総理大臣や衆参院議長、関係大臣あてに意見書を提出します。

12月第4回議会定例会を振り返って
 本定例会において、特徴的だったことは、常任委員会の総意に基づいて、委員会代表質問が初めて実施されたことです。
この委員会代表質問は、常任委員会が行う行政視察の成果やふれあいトーク(議会報告会・意見交換会)における市民からの声を市政に反映させるために各常任委員長が質問を行うものです。総務・産業建設常任委員会及び厚生・文教常任委員会の両委員長が1時間の持ち時間で政策型の質問をし、執行機関と議論を行いました。結果として、一部の答弁で31年度に実施する旨の答弁があったものの、全体として今後、政策論議をさらに深めていく必要があると感じました。今後の政策形成サイクルシステム確立に向けての一歩になるものと思います。
また、議会サポーターから「委員会において、議員が着席のまま質疑するのに、なぜ執行機関側の職員が起立して答弁するのか、違和感がある。」旨の意見が寄せられ、委員長の取り計らいで着座のままの答弁を実施したところ、マイクのとおりも良く、職員側も参考資料が見やすいなどのメリットがあり、評価できるものでした。「議会の常識が市民にとって非常識」と感じた次第であります。
厚生・文教常任委員会の審査において、議案第101号の指定管理者の指定について、休業日が地方自治法に基づく条例による定めでなく、規則で定められていることが論点の一つでありました。賛成、反対、退席の意向が委員から示され、審査は行き詰まりの感に見えましたが、採決直前の段階で、委員長を中心に調整が図られ、執行機関が条例改正に向けて検討するとの見解を示し、賛成多数で可決されました。これも合意形成に向けて、一定の努力が行われたものと評価するものであります。ただ、ここに至る前に、執行機関側は十分な情報提供を行うべきであること、議員側も調査研究をしっかり行うべきであることが教訓として、今後、活かしていきたいと思います。

*ここまでお読みいただきありがとうございます。では皆様にとって、来年が素晴らしい年になりますようご祈念申し上げまして、本年の締めくくりとさせていただきます。
以上


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