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2021年03月28日

議会定例会報告

令和3年3月(第1回)岩倉市議会定例会報告
 令和3年2月26日から3月24日までの会期日程で開催され、議案44件、決議案1件が審議され、全て可決されました。

主な議案の概要は次のとおり。
〇岩倉市副市長の選任について
 柴田 義晴氏が選任(任期:令和3年4月1日から令和7年3月31日まで)されました。なお、柴田氏の令和3年3月31日までの職は岩倉市消防長でした。

〇岩倉市教育委員会委員長の選任について
野木森 宏氏が引き続き2期目の教育委員会委員長に選任(任期:令和3年4月1日から令和6年3月31日まで)されました。

〇岩倉市教育委員会委員の選任について
 江口 雅啓氏が引き続き4期目の委員に選任(任期:令和3年4月1日から令和7年3月31日まで)されました。
 松本 恵氏が引き続き3期目の委員に選任(任期:令和3年4月1日から令和7年3月31日まで)されました。

〇岩倉市固定資産評価審査委員会委員の選任について
 高橋 政明氏が引き続き6期目の委員に選任(任期:令和3年4月5日から令和6年4月4日まで)されました。

〇岩倉市行政評価委員会条例の制定について
 令和3年度を始期とする第5次総合計画の進捗の評価等について、行政評価(外部評価)を実施するために制定されました。所掌事項は、総合計画の進捗の評価、行財政評価の取組の評価、まち・ひと・しごと創生総合戦略の進捗の評価等で、委員は識見者、企業の代表者、労働組合の代表者、市民活動団体の代表者、市民の代表者の10人以内で組織されます。任期は2年(再任可)。

〇岩倉市環境基本計画検討委員会条例の制定について
 現在の環境基本計画は平成25年度から令和4年度までの計画であることから、次期の環境基本計画の策定に当たり、環境基本計画検討委員会の設置、組織及び運営に関する事項を定める条例を制定するものです。所掌事項は、環境基本計画に盛り込むべき項目や内容の検討、素案の策定です。委員会は14人以内で、識見者、企業の代表者、関係団体の代表者、市民活動団体の代表者、市民の代表者で構成されます。任期は、委員会の所掌事項が終了するまでです。

〇第5次岩倉市総合計画「基本構想」及び「基本計画」について
 令和3年度から令和12年度まで10年間の市の政策の方向性を明示する最上位計画です。内容は、基本構想として目指すべき市の姿、まちづくりの基本目標と施策を、基本計画は2本立てで、基本計画総論として将来人口、土地利用方針、まちづくり戦略を、基本計画各論では5つの基本目標と32の基本施策から成り立っています。総合計画は155ページにわたるもので、今後の10年間の目指すべき方向性が盛り込まれています。
 将来都市像は、現行の「健康で明るい緑の文化都市」を維持し、基本理念は「マルチパートナーシップによる誰もが居場所のある共生社会をめざす」としています。多様な主体が役割を分かち合いながら協働してまちづくりを進めていく「マルチパートナーシップ」、そして「役立っていると感じられ、ありのままでいられる場所」としての「居場所」を新たに掲げ、時代が求めている「多様性が尊重され包摂される共生社会」を目指します。
 ここでは詳述できませんが、関心のある方は市のホームページをご覧いただきたいと思います。
*その他、職員の服務の宣誓に関する条例、国民健康保険条例、介護保険条例、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例などの一部改正等があります。

〇決議案第1号 愛知県知事解職請求に係る不正署名問題の真相究明を求める決議案

<令和2年度一般会計予算関係>
令和2年度一般会計補正予算(第12号) 1億3414万円
 減額分は、新型コロナウイルス感染症の影響による減額する事業(15事業 △9876万9千円)のほか、執行残等による減額。
 減債積立金 4億5千万円
 介護保険特別会計繰出金 115万5千円
 後期高齢者医療特別会計繰出金 158万6千円
 森林環境譲与税基金積立金 92万円

<令和3年度一般会計予算関係>
①令和3年度一般会計予算 156億9000万円
【概要】
一般会計予算額は156億9000万円で、2年度当初予算比1.7%、2億7000万円減ですが、1月に市長選挙があったことから、新規事業や政策的な事業の一部が6月定例会以降に補正予算として計上される予定です。
 歳入では、市税は65億5460万円(前年比4.2%減)、地方交付税は16億8000万円(12%増)、国庫支出金23億9020万6千円(8.4%増)、県支出金11億4502万円(1.4%増)、ふるさと応援寄附金1億2000万円(同額)、繰入金(各種基金からの繰り入れ)は6億1632万5千円(34.1%減)、市債は9億6180万円(12.2%増)です。

歳出の主な事業は次のとおりです。
〇市制50周年記念事業 1987万2千円
 本年12月1日の市制施行50年を迎えるに当たり、記念にふさわしい事業として市民から応募のあった7事業のほか、いわくら名産品(お土産)開発事業、夢さくら公園利用促進イベントなどを実施します。市全体での事業は、38事業となり、周年を通じての実施となります。
〇人間ドック費用助成事業 571万4千円
 後期高齢者の人間ドック費用の助成(助成額1万円)
〇第3期地域福祉計画策定事業 256万3千円
 3年度~4年度の2か年事業で、3年度は現状把握調査と分析、市民アンケートの実施と分析、住民地区懇談会の開催等を予定しています。
〇健康マイレージ連携アプリ事業 18万3千円
 愛知県の健康マイレージ連携アプリ「あいち健康プラス」を導入し、市民が生涯を通じて主体的に健康づくり取り組めるよう環境の整備を進めます。
〇80歳節目歯科健康診査事業 34万4千円
 80歳になる人を対象に、歯科健康診査を実施します。
〇新型コロナウイルスワクチン接種事業 1億5077万8千円
 予防接種法の臨時接種として、国の指示の下、愛知県の協力により、予防接種を実施するもので、接種率を60%と見込みます。ワクチンの供給状況により個別接種及び集団接種を実施し、重症化予防等を図ります。
〇環境基本計画策定事業 429万4千円
 現行の計画が令和5年3月に終了することから、3年度~4年度に次期計画を策定するものです。3年度は現行の計画の進捗評価・課題の整理等を庁内の作業部会や検討委員会で行い、施策検討と課題を抽出します。計画案の作成は4年度の事業となります。
〇住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金交付事業 658万円
 家庭用エネルギー管理システム、家庭用燃料電池システムなど再生可能エネルギーの利用を促進するとともに、市民の効率的なエネルギーの利用を支援し、省エネルギーの推進や温室効果ガスの排出抑制を進めるため、住宅用地球温暖化対策設備を設置する個人に補助金を交付するものです。
〇塵芥収集車購入事業 1085万4千円
 購入後13年を経過する塵芥収集車を更新するものです。
〇地域産業活性化支援事業 354万円
 商工会内の「ビジネスサポートセンター」への運営支援を通して事業者支援を行います。
〇夏まつり市民盆おどり事業 470万円
 昨年は新型コロナウイルス感染症拡大を予防するために中止となりました。コロナウイルスの感染拡大が懸念されますが、3年度は市制50周年記念事業として実施できるよう予算化しています。
〇五条川桜並木保全事業 1078万4千円
 昨年12月に後継木となるジンダイアケボノ4本を植栽し、3年度は5本植え替える予定です。また、過密状態にある個所の桜の間引き伐採、枯れ枝の剪定も行います。
〇岩倉西春線道路改良事業 8723万3千円
 令和2年度に引き続き、北名古屋市北部地域と岩倉市南部地域を結ぶ岩倉西春線の道路改良工事を実施します。
〇名鉄石仏駅等整備事業 3461万4千円
 石仏駅東側へ公衆便所を整備し、併せて花壇の整備及びインターロッキング舗装等を行い、秋頃の利用開始を予定しています。
〇定住促進事業 780万円
 三世代同居(補助金60万円)、近居(補助金30万円)の支援として補助金を交付するもの。
〇桜通線街路改良事業 6643万円7千円
 用地取得率は、令和2年10月末時点で55.91%の状況。引き続き用地買収及び物件移転補償並びに3年度以降に取得を予定する物件調査を行います。
〇石仏公園整備事業 4538万円
 市民一人当たりの公園面積は1.09㎡で、平成30年度末の愛知県内平均7.79㎡を大きく下回っており、将来に向けた計画的な公園整備が必要となっています。引き続き用地買収及び物件移転補償を行います。
〇夢さくら公園整備事業 576万4千円
 公園本体は2年度に完成し、本年3月26日から供用開始となっております。しかし、中央部の芝張りについては、市民参加により行いますので、芝張補助業務委託料や芝等の原材料費を予算化しています。
〇企業庁土地開発関連事業 5217万3千円
 川井野寄地区での企業誘致事業の進捗を図るため、事業に必要な配水管布設工事の実施及び調整池造成工事、埋蔵文化財発掘調査残土埋戻の負担金などを実施します。
〇消防指令共同運用事業 4282万3千円
 平成28年から開始の近隣消防本部と共同運用する尾張中北消防指令センターを維持するための共同事業運用事業負担金で、新たに設備の機能維持のため、無線設備を除く指令設備を更新するものです。平年度の共同運用事業負担金は1250万円程度ですが、3年度は指令設備更新分として3196万円余が増額されます。
〇消防庁舎施設改良事業 93万5千円
 女性消防吏員(平成30年と令和2年9月に各1人採用)の交代勤務が可能となるよう施設を改修(仮眠室の1室を女性専用とし、仮眠室、更衣室、浴室、洗面室を設けるもの)し、女性の活躍の場を広げます。予算内容は、仮眠室改修工事設計委託料です。
〇岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設事業 6048万3千円
 令和元年度から4年度までの継続事業。3年度の予算内容は、受変電設備・受水槽等移設工事及び工事監理業務委託料、放課後児童クラブ用備品及び屋内運動場用備品です。
〇水泳指導支援委託業務 683万8千円
 岩倉北小学校及び岩倉東小学校の児童の水泳授業を民間の温水プールを利用し実施するもの。
〇南部中学校南館屋上防水改修事業 2527万8千円
 老朽化している南部中学校南館及びポンプ室棟の屋上防水の改修工事
〇図書館・市民プラザ駐車場改修事業 354万1千円
 駐車場を現在の30台分から60台分へ増設するもの。
〇下田南遺跡発掘調査事業 7509万7千円
 令和元年度から4年度までの継続事業で、3年度は出土物の整理事業、報告書作成等を実施します。
〇認定こども園施設型給付等事業 6億7722万6千円
施設型給付費・地域型保育給付費・保育園運営委託料
新型コロナウイルス感染症対策補助金
〇私立保育園整備費補助事業 6449万6千円
 本市の3歳未満児の保育需要は、依然として高く受け皿に余裕がない状況にあります。私立保育園の定員増加のための園舎増築の費用を補助することで、0歳児から2歳児の保育需要の受け皿を拡充します。市内の私立保育園が定員30名を60名に増加させるための費用の一部を補助するものです。
〇子育てのための施設等利用給付事業 1億5372万6千円
 令和元年10月から実施された幼児教育・保育の無償化において、無償化の対象となった施設の利用料等について利用者に給付を行います。また、就園奨励費の対象であった幼稚園の利用者で、一定所得未満の世帯や第3子に係る副食費についての給付も行います。
〇「(仮称)いわくらしや水」製造事業 235万6千円(上水道事業会計)
 市制50周年記念事業に合わせて、市の水源である自己水のおいしさを知ってもらうため、「(仮称)いわくらしや水」をオリジナル水として製造・販売するもの。長期間(5年間)の保存が可能であり、ペットボトル(500ml)1本当たりの販売価格は100円(税込み)で、24,000本を製造します。

② 令和3年度一般会計補正予算(第1号) 5883万7千円
 新型コロナウイルス感染症対策として以下の事業に取り組みます。
〇行政区運営費 区公会堂建設費等補助金 180万円
 行政区が保有する公会堂等10施設のトイレの手洗い場を自動水洗化(18か所)するための補助金です。
〇老人福祉費 在宅福祉事業 2193万7千円
 高齢者の外出支援として、他の公共交通に比べ感染リスクの低いタクシーによる移動を支援ための経費で、ワクチン接種会場への移動支援などを想定しています。
〇商工振興費 感染症対策設備導入支援事業補助金 1500万円
 市内の中小企業・小規模企業者が行う換気機能を備えた空調設備や非接触型の自動ドア及び給排水設備の導入等に対しての補助金です。
〇キャッシュレス決済ポイント還元事業委託料 1700万円
 市内店舗における消費喚起と非接触のキャッシュレス決済を推進するため、対象店舗でキャッシュレス決済を利用した場合にポイントを還元するための委託料です。
〇下水道事業費 修繕料 100万円
 地域集会所(5施設)のトイレの手洗い場を自動水洗化(10か所)するための修繕料です。
〇生涯学習総務費 修繕料 210万円
 学習等共同利用施設(8施設)のトイレの手洗い場を自動水洗化(21か所)するための修繕料です。

<所感>
 3月定例会は、本年1月の市長選挙において、現職が再選された後の定例会であるので、冒頭に市長の所信表明が行われました。今後の4年間、どのような行政運営を進めていくのかについて、会派(大志クラブ、構成員3人)を代表して質問を行いました。その内容については、このブログに掲載したとおりです。
 市長選挙後の当初予算は通常、骨格予算とすべきところですが、昨年の12月定例会において、令和3年度予算は、「骨格予算とするのか、本予算で編成するのか」を一般質問したところ、「骨格予算とはしていないが、コロナ禍において大変厳しい状況であるため、新規事業や政策的な事業などについては、当初の計上を見送るなどの対応を検討する。」との答弁でした。
 令和3年度一般会計予算は、令和2年度当初予算との比較では2億7000万円、率にして1.7%減の156億9000万円でありますが、3月定例会初日に議決した令和2年度一般会計補正予算(第11号)の補正額8億4927万4千円と、最終日に議決した令和3年度一般会計補正予算(第1号)の補正額5883万7千円を加えると、実質約166億円となり、令和2年度一般会計当初予算額159億6000万円を超えるものとなります。なお、6月定例会では、新規事業や政策的な事業の提案があるとのことですので、予算規模はかつてなく大きなものとなると思われます。コロナ禍の状況で、地域経済が大きく損なわれていること、消費の喚起が必要であることなどを勘案すると、積極的な財政発動が求められていると思います。
 令和2年度の決算見込みそのものが明らかではありませんが、例年どおりと見込むと約6~7億円の繰越額が出ると思われます。その他財政調整基金も令和元年度末現在で約10億円とのことですので、多少目減りをしても財源として活用ができます。
 令和3年度一般会計予算の特徴としては、コロナ禍において市税の減収という要素がある中で継続事業の続行と一般経費の一律カットを行ったこと、第5次総合計画のスタート年として、また、市制50周年の年度として、一定のメリハリのある予算編成であったことが挙げられます。
 久保田市長の2期目の年が、このコロナ禍の中で、市民の信頼に応える行政経営と運営が実践できるのかを注視していきたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。



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