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2020年09月27日

議会定例会報告

令和2年9月(第3回)岩倉市議会定例会報告

8月26日から9月25日までの会期日程で開催され、報告4件、議案19件、委員会提出議案3件を審議しました。
議案の議決は、可決12件、認定(決算)7件で、委員会提出議案はすべて可決されました。なお、請願3件は、採択1件、不採択2件の議決となりました。

内容は次のとおり。
〇報告8号 令和元年度岩倉市健全化判断比率の報告について
 早期健全化基準を満たしており、良好な状況にあります。
〇報告第9号 令和元年度岩倉市上水道事業資金不足比率の報告について
 経営健全化基準を満たしており、良好な状況にあります。
〇報告第10号 令和元年度岩倉市公共下水道事業資金不足比率の報告について
 経営健全化基準を満たしており、良好な状況にあります。
〇議案第72号 岩倉市教育委員会教育長の選任について
 野木森 広氏が選任されました。野木森氏は小中学校教員、指導主事、大学教員、教育委員会委員などの経験から、学校現場及び教育行政の両面から専門的な識見を有しており、教育長にふさわしい見識を持っていると評価され、選任に当たり同意したものです。
〇議案第73号 岩倉市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
 厚生省令の改正及び子ども家庭局長通知により、小規模保育事業又は事業所内保育事業で4階以上に保育室等を設置する場合の設備の基準が変更されたことに伴う改正です。その内容は、4階以上に保育室等を設置する建物で、屋内と階段室とが付室を通じて連絡する場合の付室の構造基準を、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は認定を受けたものとするものです。なお、岩倉市においては、小規模保育事業所は2か所ありますが、いずれも1階にあり、該当はしていません。
〇議案第74号 岩倉市遺児手当支給条例等の一部改正について
 災害その他やむを得ない理由により遺児手当の支給資格の認定の申請ができなかった場合の支給開始の特例が規定されます。やむを得ない理由がやんだ後15日以内にその申請をしたときは認定申請ができなくなった日の月から支給開始となります。例えば、新型コロナウイルスに感染し入院などをした場合、陰性判定で退院後に申請ができることになります。
〇議案第75号 令和2年度岩倉市一般会計補正予算(第6号)
補正予算額 1億1825万3千円
電子情報システム維持管理事業 3243万3千円
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として、職員が自宅でテレワーク業務を行うことができるようテレワーク導入の環境を整備するため、テレワークシステム構築委託料(テレワーク専用のパソコン30台、文書管理システム、セキュリティ対策など)、テレワークシステム使用料、通信回線使用料の経費です。
ふれ愛タクシー事業 287千円
 ふれ愛タクシー事業が運行開始から1年が経過し、その効果を中部大学と共同で調査分析をするに当たり、登録者を対象にアンケート調査(約2000通)を実施するための郵送料です。
徴収費 23万Ⅰ千円
 新型コロナウイルス感染拡大防止策として、コンビニ収納を実施している市税等について、スマートフォン決済を導入するためのモバイル収納導入改修業務委託料の経費です。
戸籍住民基本台帳費 341万円
 デジタル手続法の改正に伴い、国外転出者のマイナンバーカード等の利用の実現を図るため、戸籍の附票システムとの連携を構築するための住民基本台帳システム改修業務委託料の経費です。
選挙執行費 86万6千円
 来年1月に予定されている岩倉市長選挙に当たり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、投票所従事の職員の増員や時間外勤務手当の増額、消毒用アルコール等の消耗品の経費です。
保育園施設管理費 160万円
 各保育園の修繕に対応するための修繕料の増額です。
生活保護総務費 66万円
 国の生活保護業務データシステムの改修に併せて行う生活保護システム改修委託料の経費です。
母子保健対策事業 109万4千円
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として講じた乳幼児健康診査の健診回数の増加のための報酬等の増額の経費です。
上水道事業会計繰出金 400万円
 一般会計からの繰出金の増額です。
用排水路改修事業 370万円
 用排水路の壁や目地、蓋等の破損に対応するための修繕料の経費です。
道路維持費 450万円
 道路舗装に係る修繕料の増額です。
舗装側溝工事 4490万円
小学校施設管理費 526万4千円
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、6月補正予算で議決した小学校のトイレ清掃等の外部委託を本年12月まで延長するための委託料の増額です。
教育振興費 64万9千円
 五条川小学校のグラウンドに設置してあるバスケットゴール2基が経年劣化により損傷しているため、更新する経費です。
中学校施設管理費 421万1千円
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、6月補正予算で議決した中学校のトイレ清掃等の外部委託を本年12月まで延長するための委託料の増額です。
中学校施設改良費 1044万8千円
  南部中学校南館屋上防水工事設計委託料 231万円
 岩倉中学校プール改修工事設計委託料 196万9千円
 岩倉中学校プール改修工事 616万9千円
〇議案第76号 令和2年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第1号)
 補正予算額 880万円
土地開発基金費 880万円
 土地開発基金が保有する土地の売却収入を基金に積み立てるもの。
〇議案第77号 令和2年度岩倉市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 補正予算額 1億9342万2千円
基金積立金 1億2699万8千円
 令和元年度剰余金を介護給付費準備基金へ積み立てる経費です。
償還金 3559万2千円
 令和元年度決算に係る歳入超過分を国・県に返還するための経費です。
一般会計繰出金 3083万2千円
 令和元年度決算に係る歳入超過分を一般会計に繰出す経費です。
〇議案第78号 令和2年度岩倉市上水道事業会計補正予算(第2号)
給水収益 △400万円
 新型コロナウイルス感染症対策として5月臨時会で議決した水道料金(基本料金)2基分の免除について、当初見込み額が大きいことから減額するもの。
その他特別利益 400万円
 一般会計からの繰出金
〇議案第79号から議案第85号までは、一般会計、特別会計及び事業会計の令和元年度の決算認定であり、全て認定となりました。なお、ここでは、一般会計の決算の概要について記します。
令和元年度一般会計決算(概要)
 令和元年度の一般会計決算額は、歳入が167億1993万6千円(30年度比5.8%増)、歳出が158億185万円(6.9%増)で、歳入歳出差引額は9億1808万6千円となり、この額から翌年度へ繰越すべき財源1億8574万1千円を差し引いた実質収支額は7億3234万5千円となり、30年度の実質収支額7億5792万8千円と比較すると、2558万3千円の増額となりました。
 歳入では、市税は総額で69億1691万5千円(0.5%増)となり、その内訳は、個人市民税は29億2091万9千円(0.2%減)、法人市民税は法人税割の減収により3億1894万9千円(1.4%減)となりました。固定資産税は新築家屋の増加等により27億9569万3千円(1.2%増)、都市計画税は5億2123万7千円(1.3%増)、軽自動車税は環境性能割の創設により8581万7千円(5.7%増)、たばこ税は2億7430万円(0.3%増)となりました。
地方交付税は、普通交付税では13億5989万4千円(11.4%増)となりました。また、特別交付税は1億8780万3千円(1.3%増)となり、全体では15億4769万7千円(10.1%増)となりました。市債は11億1955万4千円(17.6%増)となりました。歳入総額に占める自主財源の割合は58.3%で前年度に比べ1.6ポイント下がりました。
 歳出では、人件費は28億7646万8千円(0.9%増)、投資的経費である普通建設事業費は15億2208万2千円(37.0%増)となりました。増加の主な要因は小・中学校空調設備設置工事、岩倉中学校北館給排水・衛生設備等改修工事、移動系防災行政無線デジタル化事業、旧学校給食センタ取壊工事が皆増となったことによるものです。
 こうした決算の状況から、将来をどのように見据えていくのかが問われています。
 この先、継続中の川井町・野寄町の工業系土地開発、桜通線街路改良事業、一宮春日井線街路整備、石仏公園整備事業、生活道路の舗装・側溝の改修、更に老朽化した公共施設の再配置(更新、統合化、複合化、譲渡、廃止など)、社会保障関係経費の増大など重要な事業が目白押しとなっています。
財政の規律を持って、「最小の経費で最大の効果」を上げること、積極的な財源確保、更なる事業の整理と見直し、そして将来世代に過度な負担を残さない、的確な行財政運営に努めていくことが必要であると考えます。
 令和2年度は、第5次総合計画の策定が最大の課題となっています。2021年度(令和3年度)から2030年度(令和12年度)までの10年間のまちづくりの礎となる計画ですので、議会として、計画策定過程においても、市民にとってより良い政策となるよう、第5次総合計画検討特別委員会において積極的に関与しております。
*各種の財政指標
 経常収支比率 86.8%(前年度88.1%)
 財政力指数 0.81(前年度0.83)
*健全化判断比率の状況(%)
 実質赤字比率 △7.79(早期健全化基準13.44、財政再生基準20.00)
 連結実質赤字比率 △18.52(早期健全化基準18.44、財政再生基準30.00)
 実質公債費比率 4.0(早期健全化基準25.0、財政再生基準35.0)
 将来負担比率 26.6(早期健全化基準350.0)
〇議案第86号 岩倉市道路線の廃止について
 市道南641号線の一部を売却することにより、終点の位置が変更となるため廃止するもの。
〇議案第87号 岩倉市道路線の認定について
 市道南641号線の終点の位置を定め、改めて認定するものです。
〇議案第88号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について
 愛知県市町村職員退職手当組合から尾張市町交通災害共済組合を脱退させ、規約を変更するものです。尾張市町交通災害共済組合は一定の役割を終えたことから廃止となります。

追加上程の議案
〇報告第11号 専決処分の報告について
 専決第2号は、相手方所有地の接道要件について、市有地の一部を払い下げする前提で相手方負担により市有地を分筆したが、その後、相手方所有地の寄附採納により他の複数の物件についても接道要件が満たされることになるため、市は方針を変更した。結果として、相手方が負担した分筆費用(39万3千円)について、相手方より国家賠償法の規定に基づき損害賠償を請求されたことにより、損害賠償の額を専決処分としたものである。
〇議案第89号 令和2年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)
 補正予算額 3345万9千円
戸籍住民基本台帳費 1300万7千円
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策及び市民の利便性の向上等を図るため、マイナンバーカードを利用し全国のコンビニ等に設置されているキオスク端末で住民票の写しや印鑑登録証明書が取得できるサービス(コンビニ交付)を令和3年2月から運用するための経費です。
予防接種事業 2045万2千円
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として、当初予定していた集団による高齢者インフルエンザ予防接種(定期接種)を中止し、高齢者インフルエンザ予防接種(定期接種)費用を無償化するための委託料と子ども及び妊婦に対するインフルエンザ予防接種(任意接種)費用の助成金の経費です。
〇議案第90号 小中学校情報機器の購入契約について
 契約金額 2億7469万5520円
 契約の相手方 教育産業(株)
 納入期限 令和3年2月26日

〇委員会提出議案は次のとおり
 委員会提出議案第4号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担金制度の堅持及び拡充を求める意見書
 委員会提出議案第5号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対する財源の確保を求める意見書
 委員会提出議案第6号 オンライン会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める意見書

〇請願は次のとおり
 請願第2号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担金制度の堅持及び拡充を求める請願書 採択
 請願第3号 子ども一人一人を大切にする感染症にも強い少人数学級を求める請願書 不採択
 請願第4号 岩倉市議会における請願制度の向上を求める請願 不採択

 以上が9月定例会の概要です。いつもながら長文になってしまいました。お読みいただき、感謝します。


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