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2020年03月29日

議会定例会報告

令和2年3月(第1回)岩倉市議会定例会報告
 令和2年2月27日から3月25日までの会期日程で開催され、議案32件、委員会提出議案1件、議員提出議案2件が審議され、全て可決されました。

主な議案の概要は次のとおり。    
〇岩倉市制50周年記念事業審査会条例の制定について
 令和3年は市制50周年という記念すべき年となるため、周年記念事業を進めるに当たり、市民等から公募した事業に対する審査等を行うための審査会を設置するものです。審査内容は、「市民の夢 協(かな)えるプロジェクト」及び「いわくら名産品開発事業」の審査等を行います。委員は5人以内で、識見者、市民活動団体の代表者、市職員から選定されます。
   
〇岩倉市健幸づくり条例の制定について
平成30年12月1日の健幸都市宣言を受けて、市民が生涯にわたり健やかで自分らしく幸せに暮らすことができる健幸都市いわくらの実現を目指し、基本理念、市・市民・地域団体・市民活動団体・事業者・学校等・保健医療福祉関係者の役割、健幸づくりを推進する施策を規定するものです。

〇岩倉市路上喫煙等規制条例検討委員会条例の制定について
市内の路上喫煙等を規制するための条例の制定に向けて検討する委員会の設置、組織及び運営に関する事項を定めるものです。
*その他、職員の給与条例、国民健康保険条例、介護保険条例、都市計画審議会条例、市営住宅管理条例、公共下水道事業の設置条例、水道事業の設置条例の一部改正等があります。

〇委員会提出議案(1件)
 岩倉市議会委員会条例の一部改正(執行機関の市民部が廃止されたことに伴い、厚生・文教常任委員会の所管事項の変更を行うもの)

〇議員提出議案(2件)
①中高年のひきこもりに対する実効性のある支援と対策を求める意見書(国の所管大臣あてに提出)
②新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書(国の所管大臣あてに提出)

<予算関係>
①令和元年度一般会計補正予算(第7号) 3億4297万4千円
ふるさとづくり基金積立金 2288万7千円
 ふるさといわくら応援寄附金が見込みより増額となるため、積立金を増額するものです。
ふるさといわくら応援寄附金事業 1264万2千円
 ふるさといわくら応援寄附金の増額に合わせ、寄附金等謝礼、郵送料、クレジット納付手数料などを増額するものです。
岩倉南小学校本館大規模改修工事等 3億744万5千円
 監理委託料  744万7千円
 工事費等   2億9999万8千円
 *全額が令和2年度へ繰越明許費として繰り越されます。

②令和元年度一般会計補正予算(第8号) 1億8043万5千円
減債基金積立金  3億円
 将来の市債の償還に備えるために積み立てるものです。公債費(借金返済)が他の経費を圧迫する場合には、減債基金を取り崩して公債費に充てます。
公共施設整備基金積立金  2億円
 老朽化している公共施設の今後の維持・更新の経費に備えるために積み立てるものです。
障害者自立支援給付費  6500万円
 給付実績が見込みより多く、増額するもの。
*他に、執行額が確定された事業費の決算見込みに合わせて減額する経費があります。
*元年度の予算のうち、元年度内に事業が完了しないものについては、繰越明許費補正として、2年度へ繰り越される経費があります。

③令和元年度一般会計補正予算(第9号) 9122万3千円
〇新型コロナウイルス感染症対策
保育園費 368万8千円
  アルコール消毒液等消耗品費(341千円)、電解水生成装置等備品購入費の経費で、全額が国及び県の補助金です。公立保育園、私立幼稚園における感染防止として使用されるもの。
認定こども園等運営費補助金 229万4千円
  国の補助金を活用して、新型コロナウイルス感染症対策として、認定こども園等に対し補助金を支出するもの。
〇小・中学校施設改良費 8524万1千円
 国のGIGAスクール構想を受けて、小・中学校の校内LAN構築工事等(設計監理委託料を含む)を行い、校内通信のネットワークを整備するものです。今後、令和5年度を目標に児童生徒1人1台のタブレット端末の整備に向けて、2年度は通信ネットワークの整備を先行して実施するものです。

④令和元年度土地取得特別会計補正予算 846万8千円
  土地開発基金積立金・・・土地開発基金が保有する土地(野寄町地内)を代替地として売却する収入を基金へ積み立てるもの。

⑤令和元年度介護保険特別会計補正予算 562万1千円
  介護予防・生活支援サービス事業費・・・サービスの利用者増に伴い、委託料を増額するもの。

⑥令和2年度一般会計予算 159億6000万円
【概要】
一般会計予算額は159億6000万円(前年度当初予算比1.7%増)で、過去最高の規模です。予算の特長として、4月から導入する会計年度任用職員制度(パート職を公務員化)に伴う人件費増、川井野寄工業団地開発事業、名鉄石仏駅等整備事業、健康づくり関連などが盛り込まれた予算となっています。
 歳入では、市税は68億3900万円(前年度比0.4%増)、地方交付税は15億円(同7.1%増)、国庫支出金は22億400万円(同3.0%増)、県支出金は11億2942万円(同7.8%増)、ふるさといわくら応援寄附金1億2000万円(同50%増)、繰入金(各種基金からの繰り入れ)は9億3592万円(同13.7%増)、市債は8億5690万円(同16.3%減)となっております。

歳出の主な事業は次のとおりです。
〇第5次総合計画策定事業 890万2千円
 令和3年度からの10年計画である第5次総合計画を策定するための経費です。
〇市制50周年記念事業 324万1千円
 令和3年12月1日に市制50周年を迎えるに当たり、記念事業を実施する経費です。
〇RPA等導入事業 242万5千円
 各種の届等の長時間かかる大量の入力業務等をRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)やAI-OCRを活用して自動化することにより、事務処理の効率化や負担軽減を図るもの。また、AI総合案内サービスの導入により24時間365日の問い合わせに対応が可能となります(チャット形式)。
〇国土強靭化地域計画策定事業 960万円
 大規模自然災害等に備えるため、国土強靭化法第13条に基づき、国土強靭化地域計画を策定し、事前防災・減災と迅速な復旧復興に資する施策を、まちづくり政策や産業政策も含めた総合的な取組として実施するもの。
〇高齢者後付け安全運転支援装置設置補助事業 192万円
 運転免許を保有する65歳以上の人に対し、国の性能認定制度を受けた後付けのペダル踏み間違い急発進等抑制装置を搭載した場合、購入額の5分の4以内を補助するもの。
 障害物検知機能付き  32,000円 40台
 障害物検知機能なし  16,000円 40台
〇庁舎施設整備事業 8143万3千円
  庁舎屋上防水工事(設計含む) 1753万4千円
  庁舎入口等止水板設置工事   383万9千円(地下に設置している非常用電源装置の浸水対策)
  庁舎中央監視装置更新 6006万円
〇高品質米生産機械整備支援事業 1191万円
  愛知北農業協同組合が新たに建て替えを行うライスセンター(穀物共同乾燥調製施設)に導入する「色彩選別機」に対する補助。
〇桜維持管理事業 958万3千円
  桜剪定、伐採の他、今回の予算に桜植栽があり、品種ジンダイアケボノを4本新たに植栽するもので、河川法との関係で、倒木した桜の修繕(植え替え)の許可を県から得て行うもの。
〇岩倉西春線道路改良事業 9610万2千円
  延長284mの道路整備工事。
〇名鉄石仏駅等整備事業 1億2614万4千円
  石仏駅舎(西側)建設負担金 9000万円(既存の西側駅舎のバリアフリー化の費用の3分の1を負担)
  道路改良工事等(設計等を含む) 3614万4千円
〇桜通線街路改良事業 8043万7千円
  用地取得の経費。用地取得率は令和元年10月時点で54.54%。
〇石仏公園整備事業 8964万7千円
 引き続き用地取得等を行う経費です。
〇夢さくら公園整備事業 8748万円
旧学校給食センター跡地を公園として整備するもの。
〇企業庁土地開発関連事業 7718万円
 市と県企業庁の共同で実施している川井野寄地区の土地開発事業の進捗を図るため、配水管布設工事、区域内測量等を実施するもの。
〇雨水地下貯留施設等整備事業 7086万6千円
 五条川小学校調整池の導水管設置工事。
〇岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設事業 5972万4千円
 令和3年度の完成を目指し、2年度は実施設計と既存プール取壊工事を行うもの。
〇下田南遺跡発掘調査事業 2億6817万9千円
 令和元年度から4年間の継続事業で、引き続き発掘調査業務を委託するもの。
〇市民体育祭委託事業 526万円
 市民体育祭におけるテントの設営や撤収等の業務を、今までは各区や実行委員会が行ってきたが、これを民間事業者に委託するもので、関係者の負担軽減を図るもの。

⑦令和2年度一般会計補正予算(第1号) 682万2千円
 令和2年度一般会計予算のうち、色彩選別機導入に係る費用に対して、県からの補助金の内示があったことから、補助金を増額するものです。

<所感>
 今回の定例会では、令和元年度の補正予算が3件提出されており、分かりづらいかと思います。最初の第7号は、岩倉南小学校の本館大規模改修工事の予算を定例会初日に先議し議決しました。これは国庫補助金の内示を受けて、年度内に契約等の手続を行う必要があることから先議して議決したものです。全額を2年度に繰り越して整備を進めます。二つ目の第8号の補正予算は本来の形で計上されたもので、確定した事業の不用額や不足額、基金への積立金等の補正内容です。三つめの第9号の補正予算は最終日に提案されたもので、新型コロナウイルス感染症対策として、国や県からの補助金を受けて、感染防止のための経費を盛り込んだものの他に、文部科学省のGIGAスクール構想(昨年12月に文科省が教育における情報化を進めるために打ち出したもので、児童生徒1人に1台のタブレット端末の配備と、これに対応するための校内通信ネットワークの整備の2本柱の計画)を受けて、元年度内に交付申請の必要が生じたことから、急遽補正予算の計上となったものです。全額が2年度へ繰り越されます。令和5年度の児童生徒1人1台に向けて、今後、整備が進んでまいります。
 GIGAスクール構想は、メディアでもあまり取り上げられないので分かりにくいと思います。GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略です。新型コロナウイルスでもそうですが、近年やたらにカタカナとか横文字を使って政治家は話します。河野防衛大臣が言うように、日本語で説明すればいいのにと思います。話を戻します。令和元年度は、教育の情報化について、これまでとは比較にならないほどの大胆な国の動きがあります。昨年6月28日に「学校教育の情報化の推進に関する法律」が公布・施行され、同年12月にはGIGAスクール構想が打ち出されております。なぜ、このような動きになったかというと、文科省は平成30年度から「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」で、全国の小・中・高校における情報端末の整備計画を進めておりますが、使い道が決められていない地方交付税で措置してきたため、自治体によっては教育に充当しないで、他の費用として使ってしまうことから、自治体間での格差が大きくなることに、国は危機感を持ったようで、「全国一律の環境整備が急務」として補助金で整備することを決めたとのことです。
 国際的に見ても、日本の教育における情報化は遅れている状況にあります。将来を担う子どもたちへの投資は必要です。子どもたちの心と身体の健全な成長に配慮しつつ、必要な情報化教育は進めるべきと考え、今回の代表質問で取り上げたところです。
 令和2年度は、久保田市長の1期の最終年となります。自身のマニフェストをどのように仕上げていくのか。3年度からの10年計画である第5次総合計画をどのように策定するのか。市民参加や対話をきちんと行うのか。そして、新型コロナウイルス感染症に対し、市民の生命と健康、生活を守り、地域経済を立て直す政策を打ち出せるのかを議員として、しっかり監視しつつ、積極的な政策提案をしていきたいと考えております。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。



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