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2019年08月21日

研修報告

「全国地方議会サミット2019 チーム議会が地域をより良くする」

【日 時】 2019年(令和元年)8月1日(木)13:00~17:30  8月2日(金)9:30~16:00
【場 所】 東京ビッグサイト 7階国際会議場

〇1日目
【基調講演】「なぜ今“チーム議会”が必要なのか」
      講師 北川 正恭 氏(早稲田大学名誉教授、元三重県知事)
 講演の要旨は次のとおり。
 ・24年前、地方分権の動きには熱気があった。当時は三重県知事
 ・政策立案、立法制定権、二元代表制、市民の立ち上がりを受けて、早稲田大学マニフェスト研究所は、マニフェスト大賞の設定、全国の善政競争を推進した。
 ・マニフェスト大賞への応募は、10年前は221件、今では2,000件の応募
 ・4~5年前は、三大改革として、定数、報酬、政務活動費の削減であったが、今ではそこから卒業し、議会活動は質的充実を目指す段階にある。
 ・2018年、地方創生の主役へ。 政策条例の動き、みんなで頑張り、みんなで解決する。議会から地方を変え、国を変える。
 ・次のステージへ 議会事務局の定数増、議会と対等、チーム議会で進めいく。
 ・議会全体で変えていく=チーム議会

【パネルディスカッション】「NHK地方議員2万人アンケートのホンネ」
  江藤 俊昭 氏(山梨学院大学教授)
  杉田 淳 氏(NHK報道局選挙プロジェクト副部長)
  久保 隆 氏(NHK報道局選挙プロジェクト記者)
・地方議員2万人のホンネ 統一地方選で放映
  32,450人の地方議員を対象 19,325人回答(59.6%)(2019年1月~3月)
・8つに分類
 地域定着アナログ型(3017人)、現状肯定型、正義対決型、政策狭窄型、支援者重視型、無気力型、熱血型(1959人)、無回答型
・議員になるきっかけ
 1実現したい政策がある。これに当てはまらない人(6439人)
 2友人、知人からの依頼。
・議員活動、政策で重視すること。
 自身の意見97%、支援者・団体92.5%、電話・メール・街頭66.4%
・やりがいのある議員活動
 議会や委員会での質問95.3%、政策立案91.4%、街頭53.1%、冠婚葬祭45.5%
・意見欄から
 なぜ、こんな人が議員なの?(居眠り、発言しない、一般質問を職員に作成させるなど)
江藤氏から岩手県町村議会議長会の決議(昭和50年代)が紹介された(次のとおり)。
【議員の信条】
 議員は、地域に偏することなく住民全体の代表者たることを自覚し住民福祉向上のために奉仕すること
 議員は、牽制均衡の原則をよく理解し執行権に介入しあるいはなれ合いとならないよう是々非々の態度を貫くこと
 議員は、住民に代わって執行機関を批判・監視し明るい地域社会づくりのためによく協調し合うこと
 議員は、住民の信頼を受けた公人でありその言動に公私混同のないよう慎むこと
 議員は、事を審議し決定することが任務で住民の心を心としてあらゆる角度から論議して実質審議に徹すること
 議員は、事を批判し主張するときは実効性のある代案をもって臨むこと
 議員は、議会内に派閥をつくらずよりよいものに向かってみんなが知恵を出し合い楽しく話し合うこと
 議員は、議場において感情的な発言をしたり勢力競演の場としないよう慎むこと
 議員は、規律ある議会運営に努めとくに発言は簡潔直さいにしその範囲をこえないこと
 議員は、住民の福祉を願う政策の論議と活動こそ議会の本務であることをわきまえること
 *注 決議文は、江藤氏が紹介した原文そのままです。
江藤氏:チーム議会でないと実現に至らない。人格を持った議会を。

【パネルディスカッション】「チーム議会に職員だからできること」
  清水 克士 氏(滋賀県大津市議会局次長)
  小原 昌江 氏(岩手県北上氏議会事務局議事課長)
  岩崎 弘宜 氏(茨城県取手市議会事務局次長)
  小林 宏子 氏(東京都羽村市議会事務局長)
 各氏の意見(要旨)は次のとおり
 小林:素朴な疑問から始まる。職員にとってやりがいのある仕事。事務局の意見を述べる環境にはない。まず、議長に話をし、改善提案(議事など)することが大切。前例踏襲から改善し、委員会がやりがいのあるものになっている。やりがいと魅力ある職場とし、職員から選ばれる職場とすること。
 岩崎氏:ファシリテートに力を入れている。議長付きの職員は下僕のような扱い(視察の際の報告書の作成など)。委員長の指名で、職員は発言する。職員の発言から変化した。議員が職員への目線を下げること、既得権を主張せず、柔軟に考えること。良くしたいとの思いが、共に良いまちづくりとなる。
 小原氏:勝手に視察したりする。一般質問も通告してから作成している。議員の話を聞いて「こういうことも考えられる」と根拠のある提案をする。資料を集めるが、議案はタブー。新しいこと(通年議会)は仕事増だが、大変との声はない。
清水氏:議員のために働くことに違和感がある。市民のために働くことの意識を持つ。議員感覚にズレがある。

【先進事例紹介】「AI・ICTで議会の未来を切り拓く(その1)」 
  松田 崇義 氏(株式会社メディアドゥ)
 「スマート書記」という音声をリアルタイムで文字起こしすることができるサービスについて紹介があった。
・実証実験の結果、書き起こしに10時間要したものが、2時間で作成できた。
・会議録、インタビュー、講演・セミナ、会議・打ち合わせ、リアルタイム字幕などに活用ができる。
(会場からの質疑)
・過去の音声データの文字起こしはどうか。→文字起こしのデータ化は近い将来可能になる。
・導入コスト、メンテナンスは。→クラウドなので初期費用はない。月額16万円から利用はできる。月200時間までなら月額10万円。
・同時に会話する場合はどうか。→一人を対象に運用している。

【講演】「チーム議会の視点から見る議会・議員の役割」
  講師 片山 善博 氏(早稲田大学教授、元総務大臣)
 講演の要旨は次のとおり。
・チーム議会は、二元代表制をイメージするのに的確な表現。
・チームとしての目標は決めること。裁判官をイメージすると分かりやすい。
 裁判官はチームで、正しいかどうかを審理する(論告、求刑、証拠固め、陳述など)。条例審査でも、住民の権利制限や義務を課すなどであれば、住民の陳述の機会、公聴会、参考人などの制度を活用する。直接住民から聞くことで、証拠固めができる。
・首長からの提案に対し、チーム議会は是々非々で決める。なんでも賛成や反対ではダメ。
・最大の使命は「決めること」、説明責任、責任意識と自覚が求められる。
・条例の管理は、通常首長の管理だが、議会が責任を持つこと。条例を棚卸し、不要なものは廃止する。事務局に法曹の知識のある人を配置する。
・条例は分かりづらい。平易なものとする。
・チーム議会のあるべき姿は、「決めること」「責任を持つこと」をみんなで行うこと。
(会場からの質疑)
・反対の議員も決まったら責任を持つのか。→反対の立場であっても従う姿勢が必要で、執行の中でチェックをすること。いい方向に行くようにすることが責任の取り方。
・議会の前に市民に予算案を示し意見をもらうが、年間周期の中でどう積み上げるのか。→議会を遅らせること。プレス発表と同時にネットで公開する。予算編成のプロセス(各査定段階)を公開し透明化すること。
・チーム議会としてやろうとしても、反対がありできなことがある。どうやればいいのか。→与党はおかしいと声を大にして批判することが大事。一つ一つについて、考え対応すること。

【総括】北川 正恭 氏
・職員と議員の貸し借りの関係は緊張感が緩むことになる。
・飯綱町議会は議長選挙で所信を表明する。最初の議会改革は議長選挙から。
・民意を反映させ、自分たちで決めることが地方創生。
・善政競争で、地方と国を変えること。

〇2日目
【先進事例報告】「チーム議会の実践と課題」
  千葉 茂明 氏(月刊「ガバメント」編集長)
  早苗 豊 氏(北海道芽室町議会議長)
  諸岡 覚 氏(三重県四日市市議会議長)
  梅村 均 氏(愛知県岩倉市議会議長)
 各市議会の事例報告の要旨は次のとおり。
〇早苗議長:芽室町議会の取組を紹介。
①議会改革の3つの柱・・・情報公開、住民参加、機能強化
・情報公開・・・議員と議会の活動を知ること。議会ホームページ、本会議・委員会のネット中継、SNSの活用、議会だより(毎月発行)の充実
・住民参加・・・住民と議会がどう意見を交わせるか。議会モニター、町民との意見交換会(高校生との意見交換会)、議会改革諮問会議、議会ホットボイス
・機能強化・・・議論を通じて町に政策提言。議員研修、議員間討議、文書質問
②住民意見を議会の意思に。政策サイクルの一つとして位置付ける。
 町民との意見交換会の意見・提案・要望等について、取り扱いフローに沿って整理する。各委員会、政策討論会で合意形成し、本会議で決議する。
③改革で変えるもの
・議会改革は意識改革(自分たちのまちは自分たちで作る。)
・議会が変われば「まち」も「住民」も変わる。
〇諸岡議長:四日市市議会の取組を紹介。
①正副議長選における立候補制の導入
②議員政策研究会
・平成12年から議長の諮問機関として設置した。
・全議員の意見交換及び情報交換の場
・議員提案の条例案の事前調整の場としても活用
 市民協働促進条例、みんなのスポーツ応援条例、障害を理由とする差別の解消を推進する条例、防災対策条例など
③これからの取組
・政策サイクルの構築・・・決算審査と予算審査の連動サイクル
8月決算審査・・・議員間討議の実施、予算編成に向けた提言の決定(分科会審査、全体審査)
         ↓
予算審査前に、提言への対応状況の報告
    次年2月予算審査・・・議会意思の反映確認など
         ↓
    次年執行状況の検証
         ↓
次年8月の決算審査において活用
・課題設定を行い、2年間かけて議論を深める。各常任委員会で課題の設定、現状の把握等、政策提言等の取りまとめ
          ↓
     政策討論会を経て、執行部へ政策提言又は条例案の発議へ。
〇梅村議長:岩倉市議会の取組を紹介。
①ふれあいトーク
・「きてちょ~議会報告会」・・・定例会後ではなく、定例会前に開催。執行機関の重点政策をテーマに設定。
・バラエティに富んだ「意見交換会」・・・「おむすびトーク」「おだんごトーク」
②議会サポーター制度・・・市民との連携をめざす。
・議会サポーターから85件の意見
③委員会代表質問・・・行政視察の成果、ふれあいトークにおける市民の意見について、政策型質問を実施。
④今後の展望・・・次なる高みをめざして
・政策提言に向けてのサイクルの確立
・提言内容の更なる充実 など
     ↓
課題解決の提案ができる真に市民から頼りにされる議会をめざす。
(意見交換)
・チーム議会としての課題や実践はどうか。
早苗議長:議会のリーダーシップと事務局の知恵を基に進めた。事務局が主体的に関わる風土がある。議員間討議、ミーティングに事務局が参加するという協力関係にある。事務局に対し、配慮することも議会の姿勢として必要。
諸岡議長:100%議会主導の改革。事務局の使い方が悪い。アイディア、思いを伝えてほしい。職員に対し、ワクワクするような意欲を持つ気分にさせていく。そのような雰囲気にするよう議会が意識する。政策条例制定に当たり、事務局に専門知識を持つ職員を配置する。
梅村議長:基本条例を改正し、議長の任免権を明確にした。法務に強い職員の配置を要望している。事務局が考え、発言する姿勢が大事。協議会で事務局が発言できる場を作りたい。
(会場からの質疑)
・岩倉市議会に対しての質疑。事務局の4人体制では、12回の意見交換会は負担ではないか。
梅村議長:議会報告会や意見交換会は議員だけで運営しており、事務局の関与はなく、負担をさせていない。
・四日市市議会に対して、政策研究会のテーマ設定や決定に至る方向について、全体では視察の活用についてはどうか。
諸岡議長:政策研究会は毎年5月に開催しテーマ設定する。その後、会派単位で提案、分科会の議論を経て、特別委員会で条例化する。視察は会派単位で活用する。
梅村議長:視察の成果について、議員個人の一般質問、委員会代表質問での政策提案として活用している。
早苗議長:先進地視察の成果は真似をして活用している。
〇まとめ
 千葉氏から、岩倉市議会の委員会代表質問は参考にしてくださいとのまとめがあった。

【パネルディスカッション】「チーム議会の視点から首長との関係を考える」
   北川 正恭 氏(早稲田大学名誉教授、元三重県知事)
   谷畑 英吾 氏(滋賀県湖南市長)
   越田 謙治郎 氏(兵庫県川西市長)
   上村 崇 氏(京都府京田辺市長)
  各氏の意見(要旨)は次のとおり
 (二元代表制についての考えを)
谷畑市長:議員経験なし。首長は独任制のため、ポピュリズムの危険性はある。議会は民主制、合議制の強みがある。議会は合意形成、多数決で決める機関であり、チェック機関である。過去からの積み重ねに基軸を打ち込めるのかが問われる。
越田市長:昨年10月に就任。市議、県議を経験。マニフェストでは年限を区切っている。議会は市長提案に対し修正権限があるので自覚してほしい。議会は多様性が強みなので、議員は考えを語るべきであり、提案をしてほしい。市長支持議員は飲み込んでくれる、守ってくれると職員は思うが、より厳しい姿勢を議員が見せてくれれば、信頼を高めることができる。
上村市長:本年4月に就任。市議、府議を経験。町を二分しての選挙戦。議会については、議員同士で議論をしているのか、意思決定をしているのか。細かすぎる質問でなく、大局的な政策についての質問をしてほしい。
(事務局体制について)
谷畑市長:地方分権後、事務局の人事について、首長は重要視している。
(庶務的な役割からの脱却、議会局に名称変更している議会は全国10か所)
越田市長:事務局9人体制。根回しのできる職員の配置を考えている。
上村市長:市長側に情報提供や調整をできる職員を配置したいとの思いがあるが、議長とともに市長に対峙できる局長の配置も必要。招集権については、議長に権限があってもいいのではないか。
(災害への対応について)
谷畑市長:非常時対応や指揮命令は市長権限。災対に議員は入れない。
越田市長:危機管理は市長の責任。議員は避難所などで声を聞き、伝えてほしい。議会は全体を見て、機能しているかを見るべきではないか。執行機関と同じことをする必要はない。
上村市長:議会が市民の声をプールし市長へ伝えてほしい。災対は鳥の目、議員は細かい目なので、議員のネットワークを活用して情報収集をしてほしい。
(まとめ)
 北川氏:災害時、議会がペラペラ物を言ってはいけない。職員は一部しか見ることができない。議員が地域を見る。そうしたシステム、集約を考えること。

【先進事例報告】「チーム議会の視点から選挙のあり方を考える」
  中村 健 氏(早稲田大学マニフェスト研究所事務局長)
  則武 宣弘 氏(公明党岡山市議団)他2名
  公明党岡山市議団から「会派マニフェストを活用した選挙と会派・議員活動のサイクルについて」報告があった。要旨は次のとおり。
①政策提言書{岡山市民未来創生プラン}作成
・市議団が4年間かけて調査・作成(1万人アンケート、聞き取り、データ分析)
・「創生プラン」を市民へ広報、市民報告会の開催
・「創生プラン」を活用して、まちづくりの議論を展開
②政策の成果
・施策の9割以上が実現若しくは前進
③マニフェスト大賞受賞
・2014年第9回優秀成果賞、2016年第11回優秀マニフェスト賞、2017年第12回優秀マニフェスト推進賞、2018年第13回優秀成果賞
④まとめ(「創生プラン」の作成の意義と効果)
・議会全体の活性化とレベルアップ
・議員個人の能力向上
・外部からの評価 など

【先進事例報告】「AI・ICTで議会の未来を切り拓く(その2)」
  米田 英輝 氏(東京インタープレイ(株))
  「議会ペーパーレス化とその波及効果」について報告があった。
 要旨は次のとおり。
タブレットの導入実績と効果
・多彩なメモ機能、議会向けの会議機能、横断検索
・導入実績 180自治体 利用議員数3,900人
・定例会1回当たり2,500ページ、定数25人の場合、年間250万枚のペーパーレ   ス、横手市議会では95%の削減効果

【パネルディスカッション】「チーム議会の視点から市民との関係を考える」
   佐藤 淳 氏(青森中央学院大学准教授)他各地の住民4名
 佐藤氏から「市民と議会との関係」について、市民4名から次のような意見(要旨)があった。
・政策サポーターを経験した。政策提言という成功体験がある。次のステージにつながる。
・若者議会の初代議長を経験した。1千万円の使途を議論した。英の若者議会の参加者の話は衝撃的だった。議会と若者議会との意見交換会では政策や事業に対し改善などを話し合う。消滅可能性の高いまちなので危機感がある。住民は議員が何をしているのか知らない。地域のため、情報を共有しブログを更新している。
・高校生議会を体験した。地域の課題を大人と話し合い、成果はあった。政治を身近に感じた。地域をつくることは市民全体のこと。議員だけではない。「良い市民」とは「地域のために良い市民を育てる。」(川上前議長)。
・10年間、市民ファシリテーターを経験している。300回、市長と対話し協働している。学び合いの場となっている。市民とチーム議会とのディスカッションをし、市民と議員との役割分担を。市民自治を底上げしたい。「良い議員を育てる市民」をめざす。
 
【パネルディスカッション】「国会は地方議員をどう見ているか」
   石破 茂 氏(自民党衆議院議員、元地方創生担当大臣)
   稲津 久 氏(公明党衆議院議員、党地方議会局長)
   逢坂 誠二 氏(立憲民主党衆議院議員、元ニセコ町長)
   廣瀬 克哉 氏(法政大学教授)
 各氏の意見(要旨)は次のとおり
石破氏:過去、列島改造、田園都市、ふるさと創生で地方は発展したが、できたらいいな程度のもの。地方創生は失敗するわけにはいなかい。将来、年100万人が減となる。80年後、人口は5,200万人となる。出生率が高く、エネルギー、食糧は地方がカギとなる。1718自治体はそれぞれ異なる。そこでなければジャストフィットした政策は分からない。これが地方創生である。ローカル経済を伸ばすこと。やりっぱなしの行政・行政頼みの民間・無関心層の三位一体の状況にある。意見を言うのは地方議員の役割である。地方から「おかしい」との声が出なければ、国は変わらない。
稲津氏:チーム議会の前に、議員力のアップ、マニフェスト、聴く力が課題。地方創生の第1期総合戦略の成果の議論が必要。第2ステージに向け、関係人口、地方創生について、関与し質問してほしい。議会として住民の声を聴くこと。
逢坂氏:原点は自治にある。国の政策に無理して合わせていくことはよくない。国の政策と離れて考える。どのような地域にしたいのか、どのような暮らしをしたいのか。地域の将来を徹底的に考えること。住民に議会で発言してもらうこと。リアルティが大事。首長になぜ政策を行うのか、住民参加のもと原点を聞くこと。自分たちの力でどこまでできるのか。自分たちのやりたい政策を、国のメニューに当てはめて実施すること。国の政策に乗るだけではうまくいかない。
廣瀬氏:議会の団体自治の決定が地域の人たちの意思決定とできるのか。住民とのコミュニケション、関係性、まちの目標を持つこと。

【総括】北川 正恭 氏
  サミット参加者の声が大きく羽ばたくように、目覚めた議会へと生まれ変われれば、地方創生は実現する。地域の発展の責任は議会にある。チーム議会が地域を良くする。ネクストステージへ。

【所感】
  サミットには初めての参加であるが、今回は「チーム議会」がキーワードであった。チーム議会の視点を、各方面からの講師陣、パネラー、参加者が三位一体となって、議論し、考え、交流を深めた二日間であった。
 岩倉市議会からは、梅村議長が岩倉市議会の改革の取組事例を報告し、全国の地方議員へ発信できたことは大きな成果であったと思う。岩倉市議会では、議会基本条例の実践の取組を行い、今日、基本形は出来上がっているので、こうした活動を確実に行いながら、深化させていくことが求められている。最初は真似であってもいいので、まずは全体で一致できることを行うという、この間、培ってきた経験を活かしていきたいと思う。
 1日目の江藤俊昭氏(山梨学院大学教授)が紹介した「岩手県町村議会議長会が昭和50年代に制定した「議員の信条」」はまさに議会・議員の原点ではなかろうかと刮目に値する言葉と感じた。
 ここで得た事例、教訓などは種として持ち帰り、大きく花が咲くよう、微力ではあるが尽力したいと思う。

以上


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