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2019年06月23日

議会定例会報告

令和元年6月(第2回)岩倉市議会定例会報告
 6月4日から21日までの会期日程で開催され、報告4件、議案12件を審議し可決されました。なお、請願2件のうち1件が採択されました。この他、陳情13件の提出がありましたが、全て「聞き置く」の扱いとなりました。

〇報告第3号 情報公開及び個人情報保護に関する運営状況の報告について
 情報公開に関する運営状況(平成30年度)請求件数37件、全部公開16件、一部非公開18件、非公開3件
 個人情報保護に関する運営状況(平成30年度)請求件数17件、全部開示8件、一部開示5件、不開示4件
〇報告第4号 平成30年度岩倉市一般会計予算繰越明許費の繰越報告について
 平成30年度の「小・中学校空調設備設置工事」始め5件の繰越明許費の繰越計算書が報告されました。
〇報告第5号 平成30年度岩倉市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費の繰越報告について
平成30年度の「公共下水道事業」の繰越明許費の繰越計算書が報告されました。
〇報告第6号 専決処分の報告について
 「専決第5号事故による損害賠償の額の決定及び和解について」の報告で、平成28年4月に発生した事故(市道新柳通線の歩道の段差により転倒したもの)について、70万円の損害賠償額で和解したものです。なお、損害賠償額は、市が加入する道路賠償保険で補てんされます。
〇議案第43号 岩倉市森林環境譲与税基金条例の制定について
 国において、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が本年4月1日から施行されたことに伴い、市において、国からの森林環境譲与税の受け皿として、基金を設置するための条例の制定です。
・国の森林環境税は、国民一人一人に森林を支えていただき、次世代に豊かな森林を引き継いでいくための仕組みである新税で、令和6年度から個人住民税の均等割に年額千円を上乗せして市が徴収し、国へ納められます。
・森林環境譲与税は、国から都道府県及び市町村に譲与され、木材の利用の促進や普及啓発等の森林の整備及びその促進に関する費用に充てられます。
・本年度から3年間は200万円の譲与税、その後は増額され、基金に積み立てられ、事業の費用に充てられます。
〇議案第44号 岩倉市税条例等の一部改正について
・住宅ローン控除の拡充に伴う措置
・個人住民税の非課税措置・・・子どもの貧困に対応するため、ひとり親世帯を非課税とするもので、適用は令和3年度からです。
・軽自動車関係・・・環境性能割の税率を1%分軽減するものです。環境性能割導入に伴い、グリーン化特例は電気自動車等に限定されます。
〇議案第45号 岩倉市都市計画税条例の一部改正について
 主に元号の改元に伴う改正です。
〇議案第46号 岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について
 地方税法施行令の一部が改正されたことに伴う所要の改正です。
主な改正の内容は、「基礎課税額(医療分)」が3万円引き上げとなり、賦課限度額は93万円から96万円となります。
〇議案第47号 岩倉市印鑑条例の一部改正について
 登録できる印鑑に、旧氏を加える改正です。ただし、登録できる印鑑は一人一個ですので、現氏か旧氏かは選択となります。他に、印鑑登録申請書様式の「男女の別」は削除されます。
〇議案第48号 岩倉市火災予防条例等の一部改正について
 法令の改正による住宅用防災機器の設置等の所要の改正です。
〇議案第51号 消防ポンプ自動車の購入契約について
契約金額 4147万円
契約の相手方 株式会社三陽商会
納入期限 令和2年2月28日
〇議案第54号 訴えの提起について
 平成27年11月頃から、石仏スポーツ広場の駐車場に放置されている自動車の所有者に対し、土地明渡等請求の訴えを提起するものです。
令和元年度補正予算の概要 
〇一般会計補正予算(議案第49号、第52号)
 補正額は857万4千円で、総額は156億3379万2千円となります。
補正の内容は次のとおりです。
デマンド交通事業 △798万6千円
 委託料     △818万6千円
 回数券払戻金20万円
 デマンド交通事業は、本年9月末をもって廃止となります。
ふれ愛タクシー事業768万5千円
 デマンド交通事業の廃止に伴い、10月からふれ愛タクシー事業が始まります。
心身障害者福祉費85万8千円
 就学前の障害児の発達支援の無償化のためのシステム改修業務委託料。全額国費で補てんされます。
保育園費112万3千円
 10月から実施される幼児教育・保育の無償化のためのシステム改修業務委託料。全額県費で補てんされます。
ひとり親家庭等福祉費119万8千円
 10月からの消費税率の引上げに伴い、児童扶養手当の受給者のうち未婚のひとり親に対し臨時・特別給付金を支給するものです。支給額は一人当たり年額1万7500円で、対象者数は60人を見込みます。全額国費で補てんされます。
健康総務費   21万円
 骨髄等の移植を推進するための骨髄提供者等助成金で、骨髄提供者と、勤務する事業所に助成金を交付するもの。助成額は、骨髄提供者に日額2万円を7日間分、事業所に日額1万円を7日間分、助成します。半額が県費で補てんされます。
森林環境譲与税基金積立金200万6千円
 国から譲与税として200万円譲与されるので、将来の事業化に備え、基金に積み立てるもの。6千円は利子を見込みます。
教育振興費27万円
 東小学校の小プールが経年劣化により底・壁面の防水シートが収縮・膨張のため、使用に支障が生じているので、1・2年生の水泳の授業を、民間のスポーツクラブの温水プールを利用し実施する「水泳指導支援委託業務」の経費です。なお、クラブにおいて送迎や専門的な指導も行います。
教育指導費40万4千円
 南部中学校に発達障害者の通級指導教室を開設するための消耗品や備品の購入費です。
中学校施設改良費76万7千円
 南部中学校に通級指導教室を開設するための教室の改修費用です。
図書館施設管理費203万円9千円
 定期調査の結果、図書館の非常照明の器具等を取り替える経費です。
〇国民健康保険特別会計補正予算(議案第50号)182万6千円             
 旧被扶養者減免の見直しに係るシステムの改修のための保険税計算業務を委託するもの。全額県費で補てんされます。
〇土地取得特別会計補正予算(議案第53号 3151万7千円
 下本町地内の桜通線及び江南岩倉線の道路用地提供者に、移転先の用地を売却し、その売払収入を土地開発基金に積み立てるものです。
その他の議案等の概要
〇請願第4号 北部・仙奈・あゆみの家の統廃合具体化にかかる附属機関設立の請願(岩倉市内の市民団体提出)
 請願事項は、市議会に「北部・仙奈・あゆみの家の統廃合具体化にかかる附属機関の設立」を求めるものです。請願は不採択となりました。
〇請願第5号 投票率向上のための施策を求める請願(岩倉市内在住の市民提出)
 請願事項は、「投票を行う有権者の利便性のさらなる向上を図る、投票率向上のための施策検討・実施を求める」もので、全会一致で採択されました。

解説
 なぜ、デマンド交通事業は、9月末で廃止か。新しい「ふれ愛タクシー事業」は10月からスタート
デマンド交通事業の廃止の経過
・デマンド乗合型タクシー「い~わ号」で、市民から親しまれてきましたが、本年9月末をもって廃止となります。
・デマンド交通事業は、平成25年の実証運行を経て、平成26年10月から本格運行をしております。
・この間の実績として、本年4月現在で、登録者数は1988人、乗降場所は107か所、平成25年10月から本年4月までの乗車人数は延べ38228人(実利用人数は平成30年度は150人)、1日当たりの乗車人員は28人(目標は40人)、平均乗車人数(1台当たり)は平成30年度分で1.04人、各年度の委託料(経費)は約1500万円、利用者一人当たり費用は、平成30年度で2509円の状況です。
・課題として、予約方法の改善、乗降場所の追加、市外利用、予約不成立の解消、運行時間の拡大、市の財政負担、乗合率の向上、運賃の安価などがあり、市としても、この間、様々な努力をしたものの、対応は困難となっていました。市民からの声として、巡回バス、タクシー利用への転換を求るなどの意見もあり、市は、地域公共交通会議(識見者、名鉄関係者、中部運輸局、愛知県、江南警察署、市民代表、市長等で構成)に、デマンド交通事業の廃止と「ふれ愛タクシー事業」の運行を提案し承認されたものです。
*平成25年当時、デマンド交通のあり方について、議会においても議論し、市民の足の確保策として、期待したところですが、実際の運行において、予約が取れない、好きな所へ行けない、料金が高い、巡回バスにしてほしいという市民意見・要望に応えることができず、今回の見直しに至ったものです。引き続き、高齢者、障がい者などの外出・移動支援の方策として、「ふれ愛タクシー事業」へ舵を切ったことは評価すべきことと考えます。
ふれ愛タクシー事業がスタート
・本年10月からスタートする「ふれ愛タクシー事業」の仕組みは民間タクシーの車両を活用し、市内を送迎するものです
が、料金は距離別運賃となります。
・議案質疑の中で、明らかになった点を紹介します。
①デマンド交通の300円が400円に引き上げられたのは、迎車料金が加味されたこと。
②岩倉駅周辺の乗降禁止エリアは、バス事業者と調整し、バスの走行を妨げないための措置であること。
③就学前の児童の保護者は、父母、祖父母、兄弟であること。
④運転免許返納者の年齢は限定していないこと。
⑤利用登録者がいれば、他の人も同乗できること。65歳未満であっても、市外の人でも、同乗できます。
 デマンド交通事業より、幅広く使い勝手のいいものになります。しかし、往復で600円であった利用料金が800円になるという面もあります。賢明な利用の仕方が求められます。まずは、導入し、改善の必要があれば、議会において、対応策を考えたいと思います。
以上


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